【アイデンティティー喪失】青少年活動って何なんだ?

青年海外協力隊

こんにちは、Azusaです。

ちょっと今日は、配属後から感じているモヤモヤを書いていきたいと思います…。
まとまりのない文章になりそうな予感…。


青年海外協力隊にとっての『職種』

青年海外協力隊では、選考時に『職種』を選択します。
その種類は多岐に渡り、120以上、9つの分野が用意されています。

120の職種をすべてここに記載することはできないので、9つの分野だけでも…。

  1. 計画・行政 (例:コミュニティ開発)
  2. 農林水産 (例:野菜栽培)
  3. 鉱工業 (例:自動車整備)
  4. 人的資源 (例:青少年活動)
  5. 保健・医療 (例:看護師)
  6. 社会福祉 (例:障害児・者支援)
  7. 商業・観光 (例:観光)
  8. 公共・公益事業 (例:土木)
  9. エネルギー (例:再生可能・省エネルギー)


選考を受ける前からどの職種にしようか…、どういうことを自分がやりたいのか…とか考えるので、青年海外協力隊員にとって、職種は『一番向き合うもの』だと思いますし、『自分の大切なアイデンティティー』であると感じています。


そんなアイデンティティーを見失っている

青年海外協力隊にとって、そんな大切なアイデンティティーである『職種』。
実は、今、私はこれを見失っております…。

9月頭から配属先に派遣され、活動が始まったのですが、まず最初に悩み、そして今でもモヤモヤしているのです…。

詳細を書く前に、私の現在の職種である『青少年活動』の説明をしたいと思います。


青少年活動って?

子どもや若者の健全な育成と自立を支援する活動のうち家庭や学校教育では対応が難しいことが活動の対象となります。活動内容や場所によって具体的には次の4タイプに分類することができます。

・困難を抱える青少年の生活や自立を支援する:児童養護施設、人身取引被害者保護センター、難民キャンプなど
・進学や就職を有利にする知識や技術を伝える:英語教育、IT教育、キャリア教育など
・非行少年の社会復帰を支援する:更生学校、少年鑑別所、更生保護施設など
・青少年の体験学習や社会貢献を後押しする:図書館、青少年センター、青少年活動団体など

https://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/job_info/youth/


…いやいや、幅広いし、結局何やるのって思いませんか?(笑)

本当にその通りで、派遣前訓練のときにも何人か青少年活動の同期がいたのですが、要請内容によって全然やることが違うんです。

青少年活動は、選考時に資格も特別な経験も必要ないのですが、その分、すごく漠然とした職種なんですよね。

なので、結局は行かないと分からない。
派遣されないと何をやるのか分からない。
自分の目で見てみないと分からない。

…だからこそ、行ってからとても悩む…。

そんな職種が、『青少年活動』だと思っています。
(もちろん他の職種も同じような部分はあるかと思いますが、青少年活動は『特に…』って感じかと。)


何故アイデンティティーを見失ったのか

私の要請内容は、下記の記事で詳細を記載しましたが、簡単に言うとこんな感じ。

・要請理由・背景
青少年を対象とした活動に従事するスタッフやコミュニティ・ボランティアのスキルアップを図りつつ、活動内容改善のためのアイデア提供や助言のできる隊員が要請された。

・予定されている活動内容
① スタッフと協力して、新規活動プログラム立案に向けたニーズ調査を実施する。
② 調査結果に基づき、活動計画の立案・実行・評価を通じてスタッフやコミュニティ・ボランティアのスキルアップを図る。
③ 可能な範囲で、他の隊員と協働し、サマーキャンプ等のイベントを実施する。


…だったんですけど、派遣されたあとに先方から言われたのは
『幼稚園で何かアクティビティをやってほしい』
ということでした。

…あれ?青少年どこにいった?
…と思いつつも、先方からの要望なので、幼稚園にてアクティビティをやっていました。

しかし、ここから色々と悩み始めます。

というのも、青年海外協力隊には『幼児教育』という専門の職種がありますし、同じジェラシュに幼児教育の同期隊員が派遣されていて。

私は小さい子を対象にしたボランティア活動をしてきた経験はあるものの、『幼児教育』の人の方が相応しくないか? どうして、青少年活動の私が、この施設に派遣されたのか?

…完全に自分を見失ってしまったのです。




決め手となった「彼女は幼稚園の先生なのよ!」という紹介のされ方

うちの施設は、かなりオープンなので、毎日いろんな方がふらっと遊びに来たりします。
その度に、施設のスタッフが私のことをこう言って紹介してくれます。

スタッフ
スタッフ

彼女は日本から来たボランティアで、今は幼稚園の先生をやってくれているの!

Azusa
Azusa

あ…青少年活動なんだけど、今は幼稚園でアクティビティとかやっていて…

この紹介のされ方が、どうにも引っ掛かって。
完全に職種が変わってしまっている…と感じてしまいました。

職種や要請にこだわりすぎなのでは?という葛藤も

このモヤモヤ時期に、ネット上などで他の青少年活動の方々が、どんな活動をされてきたのかを調べたりしました。

本当に幅広くて、活動内容も十人十色。
配属先に行ってみたら、要請内容と全然違った…なんてことは結構頻繁に起きている様子。

私と同じように、幼稚園で活動されていた方もいらっしゃいました。

そのときに、こう思ったのです。
『自分は、職種や要請にこだわりすぎているのではないか?』と。

青少年活動は、漠然とした職種。
『これをやるべき』ということも決まっていない。

要請内容も2年前にできたもの。
2年も経っていれば、配属先の状況も変わっている。

結局のところ何をやっていくかは、自分の想いと、先方の要望と、現状から、見極めて決めていくことが重要で。

一旦、職種がどうこうということは置いておいて、配属先の施設を利用している人のために、配属先の施設がより良くなるために、そして配属先がある難民キャンプの人たちのために、自分は何ができるのかを考えていくしかないな…


どうやったらwin-winな関係になれるのか

もちろん先方からの依頼に100%応えたいですが、私自身の経験から考えても、幼稚園での活動を自分の活動の中心に据えてしまうのは、相手のためにも、この施設のためにもならない。

あまり良い関係じゃないな…と思ったので、施設長に自分の想いを話すことにしました。
「幼稚園でのアクティビティもやりたいけど、青少年を対象にした活動もやりたい。それが私がこれまでの経験を踏まえて、この施設の発展のために貢献できることである」と。

またちょうどタイミング良く、JICAのスタッフさん方が配属先に訪問してくださる機会もあったので、その際にも自分のやりたいことを伝えていきました。

施設長の反応は想像以上にとても良く、まだまだ時間はかかりそうですが、そのような活動もできそうな兆しが見えてきているのが、現在の状況です。


これからどうなるか分からないけれど

現在は青少年向けのプログラム立案を行うために、ニーズ調査を実施すべく、アンケートなどの準備を行っています。
これからアンケートをとっていき、そこからこのキャンプの人たちが何を求めているのかを見ていき、プログラム化していく予定です。

正直どこまで上手くいくのかは分からないけれど、恐らく軌道修正も必要になってくると思うけれど、そのときそのときで『施設を利用している人のために、配属先の施設がより良くなるために、そして配属先がある難民キャンプの人たちのために 、「職種」というものは一旦置いておいて、自分は何ができるのか』ということを第一に考えて、行動していけたらと考えています。


Azusa


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