こんにちは、Azusaです。
2月16日で派遣から7ヵ月が経ちましたので、最近の活動記録を書きたいと思います。
派遣から7ヵ月経った活動記録
直近だとこんなことをしていました。
- 小中学生向け『アートアクティビティ』後半戦
- 幼稚園での『製作アクティビティ』継続
- リサイクルプログラムの試作品製作開始
- 同期隊員が配属先に来てくれた
一つずつ詳細を書いていきたいと思います。
1. 小中学生向け『アートアクティビティ』後半戦
こちらに関しては、詳細を前回の記事にてまとめましたので、興味がある方は以下からどうぞ!
2. 幼稚園での『製作アクティビティ』継続
1ヵ月間の冬休みが終わり、2月から幼稚園も新学期がスタート。
元気な子供達が戻ってきました。
しかし新学期が始まったと思ったら、2週目に寒波がきてしまい、臨時休校になったり開始時間が遅れたりとバタバタ…。
そんな中でも、なんとか先生方に時間をもらいながら、これまで通り『製作アクティビティ』を継続しています。
引き続きアルファベットに沿って行っているのですが、年内は『D』まで終了したので、『E』から再開!
※6ヵ月目の活動記録の記事はこちら↓↓
アルファベットの『E』は、『Eye』の単語をもとにしました。
目だけが書かれていない絵を用意して、目を自分で描いて完成させてみよう!というものに。


上記が新学期一発目のアクティビティだったのですが、年長クラスでやったときに、前学期と比べものにならないぐらい上手くいったんです。
基本的には先生にやりたいことを説明して、子供達には先生から話してもらうようにしているんですけど、この先生の子供達への説明の仕方が、「そう!そうやって説明してほしかったの!」とドンピシャで!
具体的にはこんな感じ。

みんなこの紙を見て!
目って英語で何て言うんだっけ?!

Eye!

その通り!
この紙には何が描かれている?

男の子とネコ!

そうだね!
男の子とネコって英語で何て言うんだっけ?

Boy!Cat!

正解!でも見て…!
男の子とネコ、目が描かれていないの…!
大変…!とても可哀そうだよね…。
じゃぁこれから目を描いてみよう!

はーい!
…というような流れ!
もともと英単語を楽しく学んでもらいながら、子供達に想像力を育んでもらいたい…と思っていたので、この進め方は自分の理想通りだなと感じました。
しかし他の先生だとこう上手くはいかないので、今後は横展開できるようにしていきたいです。
3. リサイクルプログラムの試作品製作開始
現在、1月に作成した『2年間のアクテビティプラン』をもとに現在活動しています。
その中の一つに、『リサイクルプログラム』を含めました。
これはセンター長からの要望でして、センターとして今後リサイクルを積極的に行っていきたいそうです。
そこで、試験的に…そして細々と…始めてみることにしました。
※こちらの経緯も6ヵ月目の記事に記載しております!↓↓
一言で『リサイクル』と言っても、『何のプロダクトにするのか…』という部分をまず決めなくてはなりません。
そこで私が目をつけたのが、子供達が毎日おやつで食べるお菓子の袋。
毎日お菓子の袋のゴミがすごい出るんです…。
どれくらいの量かと言うと、これぐらい。
※一クラス分です。

この毎日大量に出るお菓子の袋で何か作れないか…。
ということで、これらを集めて作ったみたのがこれ。


そう、コースターです!
お菓子の袋を洗って、小さく切って、折って、組み合わせていく…というもの。
これは私のアイディアではなく…。
昔フィリピンでボランティア活動をしていたのですが、フィリピンのお母さん達がこのようなものを作っているんです。
それで生計を立てていたり。
またアメリカのNYに留学をしていたときに、サスティナブルな商品を販売しているお気に入りのお店があって、そこにもこのような商品が売られていたんです。
実際にそのお店でペンケースを購入して、学生時代は使っていました。
そんな記憶を掘り起こして、ちょうどYoutubeにも作り方の動画があったので、作ってみました!
作ってみたものを配属先の方々に見せたところ、すごく反応が良くて。
(まぁあえて興味を持ってくれるように、皆の前で作るようにしていたんですけど…。笑 )
だったら実際にもう少しお菓子の袋を集めてみよう…ということで、全て袋を回収したときにどれくらいゴミの量が減るのかを確認してみました。
すると…。

めちゃくちゃ減るじゃん…!!!!!!!!
※ちなみに下記がBefore。

そしてさらに付随して嬉しいことが。
幼稚園の子供達が私が袋を集めている姿を見ていたのか…。
おやつを食べる際に、綺麗に袋を開けて、食べたあとは中身を綺麗にして、私に持って来てくれるようになったんです!
それまでは、毎回パーティー開けをして、ゴミ箱に捨てずに、その場に『ポーイ!』と捨ててしまっていたのに…!

き…君たち…!
やればできるじゃないか…!
もしかして、これをちゃんと稼働させると、いろんな人がHappyになれるプログラムになるかも…!と思っており。
具体的には、下記のようなプログラムのストーリーを考えています。
- 子供達:ゴミをゴミ箱にちゃんと捨てるという教育
- 女性達:手工芸のスキルを得たいというニーズを満たすため、作り方を教える
- センター:できれば女性達が作ったものを販売して、収益化する
もちろんまだアイディア段階で、どこまでできるか分からないですが、とりあえず今はどんどん色んな人を巻き込んで、もう少しちゃんとした製品を作っていこうと思っています。
※最近では、センターの職員やボランティアで来る青年たちが面白がって一緒に作ってくれています。嬉しい。
4. 同期隊員が配属先に来てくれた
学校は1月~2月半ばまで冬休みだったこともあり、同じ街に住んでいる同期隊員が配属先に2回も来てくれて、一緒に小中学生向けのアクティビティや幼稚園でのアクティビティをやってくれました!


信頼している同期隊員が来てくれるのは嬉しいですね…!
また彼女の職種は幼児教育なので、子供達への接し方などとても勉強になりました。
子供達との関係性の変化
直近、幼稚園の子供達との関係性が変化してきているな…と感じています。
子供達とコミュニケーションをとれるようになってきたことが大きいなと。
2月頭の週、年中クラスで時間がないとのことで、いつもの製作アクティビティができなかったときがありました。
すると、その年中クラスの女の子が私にこう言ってきたのです。

他のクラスはアクティビティやったのに、なんでうちのクラスだけやらなかったの?!
今すぐやってよ!
これはちゃんと説明しなきゃな…と思ったので、こう説明しました。

今週は時間がなくてできなかったの。ごめんね。
来週は絶対アクティビティやろうね!
とーっても楽しいの用意するから!
すると、その女の子が…

分かった!来週ね!

みんなー!来週アクティビティやるってよー!
と、同じクラスの他の子達に話に行ってくれたんです。
その姿を見て、その子がそんなに楽しみにしてくれていたことが嬉しかったし、ちゃんと理解してくれたことも嬉しかったし、そのコミュニケーションをアラビア語でとれたことが嬉しくて。
少しずつですが、『自分の存在意義』のようなものを感じられているかな…と。
日常に愛着を感じられるようになった
上記のように、少しずつ自分の存在意義を感じられるようになったり、幼稚園の子供達とコミュニケーションをとれるようになってきたり、子供達も私のことをたよってくれるようになったり…。
そんな日常に愛着を感じられるようになった7ヵ月目でした。
しかし…8ヵ月目の今…色々あって一番日本に帰りたい期がきております…。
その話はまた8ヵ月目終了のタイミングで、ブログを更新予定です…。
しんどい今…。
Azusa
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